第6話 ( 9月 )

GameImage/転入の挨拶 「今度転校してきました美原京子です。あの‥‥卒業まで短い間ですけど‥‥皆さん、よろしくお願いしますっ」

3年の二学期という転校するには遅い時期にやってきた京子。
GameImage/誰を見ているんだ? GameImage/京子の好きな人って?

りん子「せーんせっ。気がついてました? 今、背に注がれていた熱い視線」
小須田「この男に熱い視線? ‥‥一体どこの誰だね?」
りん子「転校生の美原さんです」
転入初日から、どういうわけか京子はしきりにあなた(プレーヤー) を気にしているらしい。不思議に思って生徒たちに彼女のことを聞いてみると‥‥

「あの子はね、この学校に好きな人がいたから転校してきたんだって。誰のことかまでは言わなかったけど‥」  好きな人?  ── ってまさか!?


第六話「足長おじさんの憂鬱」

GameImage/遊園地前 GameImage/

「あのぉ‥‥明日お暇でしたら‥‥お昼に遊園地にきてくれませんかっ? 
わ、私‥‥まだ友達もできてないし‥。先生にこのあたり案内してもらえたらなって‥‥。あのっ‥お暇だったらでかまいませんからっ!」
そうこうするうち、帰宅前の京子からそんなお願いを受けたあなた(主人公) は、一緒に遊園地へ行くことになった。生徒と遊園地‥‥。戸惑いつつも翌朝、待ち合わせの遊園地へと向かう。

GameImage/夕暮れ GameImage/足長おじさんは誰?

遊園地で色々とアトラクションを楽しんだ夕方。さあ帰ろうというころになって、京子はしずかに話始めた。彼女手には今日一日、ずっと持ち歩いていたバイオリンケースがあった。

「先生に私のバイオリン、聞いてほしいんです‥。あんまり時間は取らせません」
「先生のこと、母はずっと私に隠してました。今も‥‥先生がお金を送ってくれる事情を教えてくれません。でも‥‥これだけは確か。私が今ここにいられるのも‥‥バイオリンを弾けるのも、全部先生のおかげなんです」
「こうして‥‥やっと会えて‥‥。だから私、先生のこと‥‥‥愛してるんです!」

送金? 愛してる?? いったいなんのことだ!?


‥‥‥どうやら京子の行動は、誰かと勘違いしてのことらしい。
彼女のもとへ送金していたと人物が、このサクラ中学にいるようなのだが、いったい誰だろう?


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