第7話 ( 10月 ) |
それは、中学校生活最後の体育祭が近づいたある日。
B組副担任のりん子先生の一言から始まった。
りん子「先生、お願いがあります。あの‥! 来週の体育祭‥C組だけには負けないでほしいんです!
‥‥実はその‥‥関原先生と、賭けをしちゃいまして‥」
賭けのためにも負けないでと懇願されるが、B組の生徒たちはやる気もバラバラで、なかなかまとまらない。体育祭はもう間近。果たしてどうなる!?
■この話に登場する主な人物
大山太郎 平光夫 伊吹銀平 塩見慶一郎
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3年C組の担任、関原先生との口論で、「B組がC組に負けたら、デートをする」という約束をしてしまったりん子。
どうしてもC組には負けないでと、あなたや生徒たちにお願いするが‥‥
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太郎「騎馬戦っすよっ! 一年のとき‥‥平、塩見、伊吹の組んだ騎馬隊はサクラ中創立以来、最強と謳われたドリームチームだったんス!」
塩見「勝手に話進めてんなよ。誰もやるなんて言ってねーだろ?」
光夫「え?おい‥‥銀平は?」
銀平「話かけんな。気分じゃねー」
りん子「ちょ、ちょっとぉ‥‥」
ドリームチーム再結成!? |
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■伊吹銀平 |
■平光夫 |
■大山太郎 |
■塩見慶一郎 |
太郎、光夫のほか、渋っていた塩見も、C組の挑発を聞いてやる気を出し始めた。が、
「銀平を説得できたらな。あいつが乗らないならこの話はナシだ」
けっきょく事態は、銀平の参加か否かでドリームチームの結成が決まることになる。しかし肝心の銀平は頑として拒否しつづけていた。
「なんて言われたってダメだ‥‥。騎馬戦だけは‥何がなんでもダメなんだ!」
いったい銀平が騎馬戦を拒む理由はなんなのか?
銀平の説得が果たせないまま、C組の脅威の騎馬隊チームがB組に迫る!
さあ、戦いの行方やいかに!?
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