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ネタバレありの設定資料集
~三大名編~

※各画像をタップするとVITAで見やすい画像を表示します。
一条信輝
【デザイナー・内山】
前作から引き続き宇高多を治めているノブですが、長い戦いに疲れ、以前よりも台詞や態度が若干投げやr…ワイルドになっています。

で、疲労を前面に押し出すために考えた新ネタがコレ
回転椅子に代わる新ネタです。イベント中、常に肩をポクポクしているとか。
「一条がぽくぽくしています」
で、移動は常にこれ!
動力は人力! 武士が引っ張って動くという…。

【ディレクター・阿部】
面白いよ!!

うん…。制作の都合上、真価を発揮しづらく費用対効果が低いので没にしました。でも、ノブウェイ、見たかったなー。

ゲーム中でも疲労している描写がされていると思いますが、疲れを前面に押し出したキャラデザってどんなんだよ……(^^;

どんな形であれ早くその肩の荷を下ろしてあげたいですよね。
風天 寅三郎 久秀
【デザイナー・内山】
実はこの人、初期設定ではかなり重いキャラでした。

その設定というのが、村人全員、生まれつき肌が黒いという集落に生まれ差別を受けていたという暗い過去です。生まれた村には、かつて異国の血が入っていたのかもしれません。 全身におしろいを塗っているのは、そんな差別のトラウマがあったからなんですね。おしろいで褐色の肌を隠し、化粧をごまかすように派手な女物の着物や羽織を着るようになる久秀。荒くれた性格や発言、大袈裟な動きはすべて虚勢。それを見た人々は彼をカブキ者、と呼ぶようになった。これが歌舞伎の語源とも言われる――。みたいな事を考えてました。

同じ褐色肌の蛮族を仲間に従えて下剋上、という設定です。ちなみに包帯は皮膚を自分で焼いた痕。

今のシナリオでは描かれていませんが、どこまでが公式設定なんでしょうかねえ。個人的にはけっこう好きだったりするキャラなんですよね。

【ディレクター・阿部】
妄想たくましくて頼もしいぜ内山氏!!インパクトのあるキャラにしようと話し合って歌舞伎者どうよ? というような経緯で生み出されたキャラ。そこまで妄想していたとは…。

迫害を受けてきた村の生まれだけに、日和見主義の一条に宇高多を任せてはおけなくなったのでしょうか。「芳穣が同盟を持ちかけている」というシュウの謀略に乗せられて軍を動かしてしまいます。もちろん、芳穣が同盟の証に咲夜姫を差し出して来たというのもシュウの作り事で、咲夜姫もまた、かつて芳穣のお庭番だったシュウに騙されて着いて来ているだけなんです。
季判
【デザイナー・中下】
前作の貞女から一転、ゴージャスな阿無璃他教を想定して成金っぽく作りました。頭の飾りがもうどうやって付いてるの? みたいな無理やり状態ですがうさんくささ満開って感じに出来たので付けてよかったなあと思います。

【ディレクター・阿部】
季判は前教祖である貞女が一条信輝によって暗殺されたことで武装蜂起してるんですが、実はこれがシュウの吹き込んだウソなのは、本編をプレイしてくださった人ならだいたい勘付いてますよね?季判もまた、風天と同じくシュウが巡らせた陰謀に踊らされているだけなんですなあ。貞女の仇である一条を討つため、シュウを通じて芳穣軍と手を組もうと攻防を繰り返しているわけです。

デザイン的には、まさに狂信者って感じでお願いしました。宗教家で自身が象徴的存在になろうってしているわけですから、これくらい派手で良いよねって、うんうん。

因みに季判という名前は「規範」から来てます。教義に縛られ、規範となるように宿命づけられた名です。…が! 普段は自信満々なくせに、気弱になると不意に女の顔を見せる…でまた有利になると高圧的で自信満々になるズルい性格…って何が規範じゃ! お前そりゃオンナそのものじゃねーかチクショーい!!!111

……だが、それがいいんですよね(*´ω`*)
黒鷹のつぶやき

うーむ……こやつらもまた、シュウの陰謀に翻弄された被害者ということか。
つくづく、戦とは誰も幸せにはならぬものだな…。われら飛鳥忍者が畑仕事でもやって安穏と暮らす世は宇高多には似合わぬのかもしれん。
なにやら近々、この宇高多に新たな敵が現れるとの噂もある。忍たるもの、つかの間の平和に浸り切らず情報収集だけは続けるようにな。