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ペンション『シュプール』での出来事から約1年半。
東京で暮らす透と、両親の都合で北海道に引っ越した真理のもとに一通の手紙が届いた。
入っていたのは、8月15日と16日の二日間を洋上に浮かぶ『三日月島』で過ごす、リゾート旅行への招待状。
遠く離れて暮らす真理にいまだ思いを寄せている透は、またとないチャンスとばかりに真理を口説き落とし、一緒に招待を受けることにした。
そして、招待はされていなかったが、真理から話を聞いて勝手についてきた『シュプール』のオーナー、小林と共に、三人は“三日月島”へ向かう送迎船に乗り込んだ。
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