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贈る言葉主人公 ( 3年B組担任 )投稿者 : ウルヴィー 君達とはいろいろあった。何も無かった日など、否、時間などなかった。 一緒に過ごしたこの時間は宝物です。君達に伝えたい事があります。 これからも傷つき、悩み、歩んでいくと思う。大事なのは問題が起こった事ではなく、問題を誤魔化さない事だ。ここまで一緒に歩んできた事は、皆の励みになっただけでなく、私の励みにもなった。 一緒にきたんだ。弱音を吐いてもいい、時には間違うこともあるだろう。そんな時は思い出して欲しい。仲間がいたことを。先生がいたことを。 誰でも最初は孤独だ。でも、一人じゃあないんだ。 頼ってくれ、迷惑をかけてくれ。 正直に仲間に話してくれ。 全員で卒業できたのも、誰一人として欠けなかった繋がりがあるからだ。 誰もが最初は内に閉じこもり、自分の世界を守ろうとしていた。しかしそれが、ぶつかって、ぶつかって殻が破れ、自分の内では相手は計れないんだということを身をもって知った皆は自分にも相手にも確かなものが見つかっただろう。 そしてそれは確実に育ってきた。だから皆の顔が明るい。その顔が何よりの証拠だ。 これから皆と別れる事になる。それぞれの道を歩んで行く事になるが、一人一人この想いを種にしてしっかりと育てて欲しい。 そしてまた会った時にはその咲いた花をお互いに見せ合おうではないか。 咲かない花はない。その時、咲いてなくてもいい。正直にまた会おうではないか。離れても忘れない。皆が目の前にいなくても、先生は君達の撒いてくれた種をしっかりと育てる。 また会う日を楽しみにしているぞ。 |
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生徒に、また会いたいですね。成長し、くじけ、花を咲かせ、どうなるかわかりませんが、三年後、五年後、是非見てみたいです。