「かまいたちの夜2 〜監獄島のわらべ唄〜」に関する、
各雑誌のレビュー記事です
ザ・プレイステーション2 / 2002年7/26号より転載
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大友順 |
10点 |
前作のファンを裏切らないストーリー展開と、多数のシナリオが贅沢に用意されている。1本でここまで遊べるゲームは、PS2のサウンドノベルとしては初めてだろう。
いい加減な推理が通用しない作り込みはさすが本格派といったところで、まったく異なる展開が楽しめる分岐にも驚かされるばかり。クリアしたあとの満足感は尋常ではなく、さまざまなエピソードが脳裏に焼きついて離れないほど。前作を知っていれば、数倍楽しめることは間違いない。オススメ!
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堀口陽平 |
10点 |
羊の皮を被ったどころの話しではない、相当の凶暴さを兼ねそろえた作品だ。恐怖、絶望、官能、幸福感などの感情を体験させる、想像力豊かな人には必ず心に残るソフトとなるだろう。
前作を遙かに超えるストーリーの量とバリエーション、映像センスとサウンドの見事さは、よくぞここまで‥‥と驚くばかりだ。プレイヤーの心を食いちぎるような“凶暴さ”を体験したいユーザーは、ぜひプレイしてほしい。
PS2でしか味わえないエンタテインメントが、ココにはある。
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久松大介 |
10点 |
ストーリー展開が秀逸。絶妙な効果音もさることながら、やればやるほどグイグイとストーリーに引き込まれていく感じは、本シリーズならでは。但し、フローチャートの有無は微妙。全分岐が手軽にチェックできるのはいいが、逆に考えると分岐を見るだけの作業プレイになりそうで嫌かな、とも思う。それでも前作よりも幅を広げた物語は、やり応えがあって満足いく内容だ。
ファンにはおなじみの“しおり”の先にある物語も、期待以上のものが。ぜひ体験すべき。
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