【デザイナー・内山】
繰り上がりだけど、一応頭領ってことで見た目だけでもがんばってます。前作を知ってる人には懐かしい、ヘビトンボの形見を手甲、腰巻として大事につかっています。犬にも同じ名前付けちゃう上に袴の布を首に巻かせるだなんて… 黄色のリボンつけてるしちょっとアブナイ香りが…

蛮族のツインテール×ニーソとかもそうですがこれは誰得ってゆう要素をこっそりちりばめてあります。

【ディレクター・阿部】
ネタ要員のキャラでしたが、今作では頭領と言うことでしっかりしたところを、見せた？んでしょうか…。

へビトンボの形見を装着して、その名を飼い犬に付ける辺りが涙を誘いますね。腕に付けたヘビトンボの形見、実は逆さについてます。これ、起動すると自分に武器が刺さるんですよね…（武器の詳細は前作『忍道 戒』をプレイしよう！！）なんとも渦虫らしいではありませんか。

元々は赤色を基調としてましたけど、風天のイメージカラーも赤だったので今の色になりました。

【デザイナー・内山】
元々が短髪で活動的な感じだったので戒でぼっちになったのもあり大人びさせてみました。着物の柄とか要素としては以前のものを今の服に合わせた感じです。

デザインし始めた頃は、顔が大人びた薄羽ってどんなのじゃい…と苦しんだ記憶があります

【ディレクター・阿部】
一人になって、より自立心みたいな物が出てくるかなっと言うことで大人びた感じ、大人っぽさを出そうぜ！！　ってお願いした記憶があります。

色々と衣装バリエーションも出してもらったんですが、どいつもこいつも魅力的じゃないですか。本当に悩み抜いた末、今の形に決定しました。今見るとさらし巻きってのも魅力的だなー（ゲス顔）

【デザイナー・内山】
ゼンとは真逆を行く、黒ずくめのガチ忍者。個人的に大好物なので設定とか勝手に考えつつ作ってて楽しかったです。当時の技術で現代っぽく装備品を持たせたらこんなだろうと妄想しながらいろいろくっつけました。出稼ぎに行ってるって設定なので重装備です。

鉈（ノコギリ）は主に○○をバラして隠ぺいする用ですね。切断、しるしの回収、樹や家屋の破壊などに。煙筒はベルトリンク状に連結していて一個づつ切り離して使います。 もも付け根の寄木細工はシャッター状になっていて開けると巻きびしがポロポロと。走りながら使えるので便利。腰のポーチ類は手裏剣、非常用携帯食、応急手当用の各種薬草、毒薬などが入ってます。マフラーは現代でいうスナイパーベールみたいな目の荒い布で、任務中はすっぽりかぶります。

【ディレクター・阿部】
出たー！　ミリオタ内山！　…趣味全開やけど、ええんやで。出稼ぎに行ったり、長期間にわたる任務をこなすなら重装備になるのは必然。様々な状況に対処するためには刀一本では不足ってのはその通りだよね。

ちょこっとだけ顔をだすゴウですけど、ザジの元で心を入れ替えて働いているのは間違いなさそうです。やんちゃなところがあった彼ですが、大人の階段上ったのかもしれないですね。あ、そういえば、任務終了後の「～反省はしている（ｷﾘｯ」って台詞は、台本アップ直前にお願いして急きょ追加してもらったんです。前作をプレイした人にニヤリとして欲しくて入れてしまったんですが、ちょいと悪ノリしすぎたかもしれませんね（反省。

【デザイナー・内山】
まとまったストレートにしたり変えてみようって段階もあったんですが、ゴウキヌは前作からあまり変えないって方向になりました。…それにしても化粧って怖い。

【ディレクター・阿部】
解像度とは怖いものです。前作モデルのテクスチャ（3Dモデルを色づけしている画像）の解像度だけ上げて、デザイナ数名とキヌを実機上で確認したんですが……キヌが…キヌが… 一時期、開発内ではこの事件を「キヌショック」と呼んでいました。

解像度が低い状態で見たキヌは美人さんでしたが、解像度を上げてみるとバケ…げふんげふん、少しやばい感じでした。まるまる描き直してくれとお願いしたものの、開発時間がそれほど残されていない時期でしたので、そりゃーもうデザイナー大慌てで修せ…いや、化粧直しをしてました。

どうにかこうにか今の状態まで持ってきたわけですが、低解像度の化粧ってのは恐ろしいでっせと言うことです。

化粧って怖い。