spike

うーむ…
どうしたゼン。考え込んでいるようだが何かあったのか。
いやなに、どうもゲームの進捗具合が悪くてな。それに、発行される任務も偏りがちでやる気が低下してきててな。
うむ。“ゲームの進捗具合”とか言っちゃうか。まあ、もはや時代考証に関してはとやかく言うまい。まあ忍通信ではそれでいい。だが任務が偏って来てるのはお前のせいもあるのだ。そもそも忍たるもの、いかなる仕事も請け負うもの。お主も任務報酬をもらっておろうが。
ずいぶん中間マージンを取られているようだがな…( Ծ‸Ծ )
寿司を食べる時はね…
!?
誰にも邪魔されず自由で…なんというか救われてなきゃあダメなんだ…。
もういい。(はぐらかしてるつもりかよ…)で、任務の偏りが俺のせいでもあるとは、どういうことだ。
うむ。任務を請け負い、里に帰ってきた後に表示されるアレをお主はしかと観察しておるか?
アレ?
そう。アレだ。大名どもが顔出しして、いろんなグラフがピャーッと伸びたり縮んだりするあのアレ。
ああ、アレか。あのアレがどうしたんだ。
アレはな、戦の流れを管理するゲームシステムの中でも、ゼン、お前が影響を与えやすい数値のみを表示した画面だ。
要は、このゲーム中の戦争では、3つの勢力のさまざまな数値が絡み合っているということだな。
うむ。最初から知っているかのような解説ご苦労。グラフで見えているのは軍事力(軍事力)、兵糧(蓄えている食糧)、御蓮(飛鳥忍者への信頼度)の3つだが、これ以外にも“軍資金”“各大名の機嫌”、さらには弱っている勢力への攻撃指向など、見えていないさまざまなパラメータが存在するのだ。
そうだったのか…。どうりで攻撃を仕掛けたり依頼を受けてやったりして御蓮を調整するといろんな手紙を送って寄こすわけだ。ツンデレプレイはなかなか笑えるな。
なんだ、楽しんでいるではないか。3人の大名たちは、これらのパラメータの影響でさまざな反応を見せてくれる。攻撃を受けた勢力からの報復を依頼して来たり、ここ一番の大事な任務の際には飛鳥忍者への報酬をつり上げて依頼をして来たりもするのだ。このゲームシステムこそ、名付けて…アレだ、えーと、そのー…ナントカエンジンとかいう…。
ああ、あの。1987年10月30日に発売された家庭用ゲーム機の。アーカイブスでプレイできるあの。安西先生…他ハードのアーカイブスもしたいです…。
ゼンはちょっと眠ってて。
ゼン! 眠ってしまったのか…まあ良い。睡眠学習も忍の道よ。…と言う事で今回は北京ゲンジンについて教えよう。
ちょっと眠ってて。
気をとり直して。今回は私がハラキリエンジンについて説明するから。