




警視庁の先進式人脳捜査部隊ABISに所属する警察官。
PSYNC装置を用いて、容疑者や重要参考人の脳内に潜り込む。6年前に左の眼球を失い、現在は高度な人工知能を搭載した義眼(AI-Ball)を嵌めている。



普段は伊達の左目の中にあるAI 搭載の義眼。PSYNC装置で入る夢の世界では少女のような姿に、現実世界では小動物のような姿になる。伊達の意識とは脳内でリンクしている。



24歳のニート。ネットアイドルオタク。イリスの熱狂的なファン。臆病で人付き合いが苦手。ラノベ作家を目指している。



ABISのエンジニアである天才メカニック。 PSYNC装置の制御や調整を担当している。アイボゥを製作したのも彼であり、彼女の性格はピュータの趣味を反映している。



18歳の女子高生ネットアイドル。明朗快活でハツラツとした性格。好奇心旺盛で怖いもの知らずなところも。【A-set(えーせっと)】という名前で、動画配信メディアで人気を集めている。愛称は【あせとん】。



伊達の上司で ABIS の指揮官。伊達とは古くからの知り合い。日によって発言内容がころころと変わる能天気な楽観主義者…、と見せかけながらも実は怜悧狡猾な策略家の面もある。



12歳の小学生。わけあって、父親の友人である伊達と一緒に暮らしている。大人びていて、刺々しい態度をとることも。



イリスの母親。夫はいない。両親は瞳が17歳のときに事故で亡くなった。そのため瞳は女手ひとつでイリスを育ててきた。過去に負傷したことが原因で、右手を動かすことができない。



11月のとある金曜日の夜、廃墟と化した遊園地『ブルームパーク』のメリーゴーランドにて、遺体となって発見された。
遺体からは左目がくりぬかれていた。



応太の母。今から30年以上前に、夫と二人で多額の借金をして、樺崎地区の近くに『真津下食堂』という定食屋を開いた。以来、この店の切り盛りをしている。最近もの忘れがひどい。



貧困層から一代でのし上がったたたき上げの代議士。
そのため上流階級に対して強力なコンプレックスをいだいており、これが彼の欲望の源泉となっている。



新宿の黄金横丁にあるスナック『マーブル』の店主。伊達と沖浦はこの店の常連であり、その関係でふたりのことはよく知っている。闇社会の事情にも精通しており、情報屋としての顔も持つ。