イシイ監督が第3話、第5話それぞれのエピソードを語る!!


第3話「たった一つの冴えたやり方」


この物語は、修学旅行をどうとらえるかについて生徒達と教師が対立するドラマです。

受験の為に過ごす時間と、友達と過ごす時間。中学3年の受験のこの時期にどちらが大切なのでしょうか?
そのモチーフとして、戦時下に中学時代を送った沖縄のおばあちゃんの回想が登場します。

3年B組の生徒達と同年代に過ごした衝撃の沖縄戦。
その話を聞いて、3年B組の生徒達は本当の修学旅行、大切にしなければいけない時間とは何かを見つけます。見どころは何と言っても第2次大戦の沖縄戦の回想ムービー。名作映画「ひめゆりの塔」をイメージに、様々な文献を調べて制作しました。
ゲームで沖縄戦を体験談としてリアルに表現したのは初めてではないかと思っています。

ある意味とても「3年B組金八先生」らしく、もしかしたらゲームらしくないシナリオかも知れません。

第3話「たった一つの冴えたやり方」のあらすじ

第5話「星に願いを」


こちらは逆にゲームらしく、「3年B組金八先生」らしくないシナリオと言えるのではないでしょうか。

校庭で毎晩空を見上げる謎の少女。同じ時間に現れる流れ星。落ちこぼれ科学者の理科教師の葛藤。
そして落ちこぼれ3人組の中学生が少女の為にロケットを打ち上げる。

ちょっとあざとい設定ですが、僕が全ストーリーの中でも一二に気に入っているお勧めの一編です。
実はこのアイディアが出た時にほとんどの人が「ペットボトルロケットの話?」と聞かれました。いえいえ、本当に周回軌道までロケットを打ち上げてしまうんです。

次世代スペースシャトルに液体燃料のエンジンの3段ロケット、学校ドラマとしてはビックリするような設定、そして映像が満載です。

第5話「星に願いを」のあらすじ


CHUNSOFT 20th Anniversary

(C)2004 CHUNSOFT 『3年B組金八先生』はTBSの著作物です。