戦場の極限状態での人間の尊厳に迫る感動のドラマを、迫力のリアル映像で淡々と描いた映画作品「プライベートライアン」。
ここでも主人公、ミラー大尉の手に握られていたのはトンプソンSMGであり、
完璧な時代考証がなされた作品だけに、もちろん「M1A1」そのものであった。
醒めた目で戦場を見詰めながらも、内に秘めた思いにおう脳し、時には怒り、時には涙を流し、傷つき、そして勇敢に戦った第二次大戦映画のヒーローたち。
トンプソンSMGの鋼鉄のボディには彼らの隠された真の姿が映り、木製のストックやグリップ、フォアエンドにはそんな男たちの匂いや汗、そして魂までもが染み込んでいる……。
トンプソンSMGを見詰め、そして手にするとき、私たちもその片鱗に触れているのかもしれない。 |